善意のヒーローではなかったのか…

さて、このブログでも、以前に紹介したことのある「ホワイトヘルメット」という、シリアの民間救助隊の件ですが()、これについては、実は「アルヌスラの別動隊だった」ということが、だいぶ前から言われているようです笑。
笑いごとではないんですが。
ホワイトヘルメット
あの写真が出回ったのは、8月ごろで、そのころには、「ああ、そういう感心なNGOがあるのか」というくらいにしか、思っていなかったのですが、それがどっこい「日本のTV局も顔負けのヤラセ」をやっていたということがバレてから、どうもおかしいとなり、そして、結局は、ロシアやシリア政府のdisをするために、金をもらって活動をしている「アルヌスラの別動隊」だったということで、落ち着きそうです。
この団体が、一時はノーベル平和賞候補とも言われていたというので、もっとびっくりするんですが。

ヤラセ動画の流出

決定的だったのは、この画像↓が流れてしまったことのようですね。

満を持したトルコ当局からのリーク

ホワイトヘルメットが、ジハディストの別動隊で、(CIAなどから)金をもらって、ロシアやアサドのdisを目的としているということについては、トルコ当局者が口火を切ったようです。
The Syrian pro-government mass media has often published photos and videos proving the ties between the "White Helmets" and jihadist terrorist organizations like "Al-Nusra Front", among others.

「シリアの政府側のメディアは、ホワイトヘルメットと、アルヌスラのようなジハディストのテロ組織との関係について、写真やビデオを公開して、何度も報道をしていた」

One of the most vivid examples, he said, is photos from the Syrian northwestern city of Idlib, when it was captured by the jihadists. They pictured the representatives of the so-called civil defense group walking along the city waving Al-Nusra banners.

もっともわかりやすい例を言えば、シリア北西部のイドリブ、ここがジハディストに占領されたときだ。
市民の防衛団体のはずのホワイトヘルメットは、イドリブの街を、アルヌスラのバナーを振りながら歩いているところを写真に撮られた。
Those people who have been also captured by camera while taking part in the military operations of the terrorists with arms in their hands, are being used by the Western mainstream media as a tool of anti-Russian and anti-Syrian propaganda, the expert said.

ホワイトヘルメットは、テロリストの軍事作戦に、手に武器を携えて参加しているところも写真に撮られている、そんなホワイトヘルメットが、西側のメディアに、アンチロシア、アンチシリアのプロパガンダとして利用されているんだと、専門家は語った。

"There are reports that France and the UK are transferring considerable sums of money into the accounts of the organization however we do not see that this money is being used for any humanitarian aid to the Syrian people," Sivri noted.

「フランスやイギリスが、シリア人への人道支援として、相当の金を組織に渡しているという話がある」

アレッポ降伏のあと、どこにもいなかった

さらに、ノルウェーのフリージャーナリスト Pål Steiganの報告では。
"When East Aleppo fell, there wasn't a single White Helmet anywhere to be seen. They had all vanished into thin air, together with the narrative of the heroic Syrian uprising that the mainstream media has been expelling for years," Pål Steigan wrote.

「東アレッポが落ちたとき(12月のシリア政府軍の猛攻と、その後の退避のことを言っている)、ホワイトヘルメットは、どこにもいなかった。
彼らは、メインストリームメディアが流していた「シリア人のヒーロー」という物語と共に、全員が、どこかへ消えてしまった」
…アレッポに残っていなかったと。
人道支援をやるというのが、目的だったのならば、あの状況で、「どこにもいない」というほうが、まあ不自然ですね。
すると、どこへ行ったのかって、最も考えやすいのは「逃げた反政府勢力と一緒に、どこかへ行った」ということで、そうなると、「人道支援」が目的だったというふうには、ほとんど思えないんですが。
まあ、普通に考えたら、テロリストが跋扈しているような場所に出入りをして、ちっとも狙われないとか、ケガひとつしないというほうが、変なんですよね。
だって、「国境なき医師団」なんかは、どこの国でも、しょっちゅう狙われていますよね。

イギリスの将校が設立し、西側諸国が金を出していた

もっと具体的な話もある。
The White Helmets (SCD) was founded in Istanbul, Turkey, in 2013 by former British officer James Le Mesurier. Training and courses were provided by the Turkish Search and Rescue Association. In the ensuing years, SCD grew to a full-fledged organization of some 3,000 volunteers operating from over a hundred local civil defense centers across Syria. SCD is supported by the aid agencies of a number of external donor governments, such as the UK Commonwealth Office, Denmark, Germany, the Netherlands and, most notably, the US Agency for International Development (USAID).

ホワイトヘルメットは、元のイギリス将校のJames Le Mesurierによって、2013年にトルコのイスタンブールで結成された。
トレーニングは、トルコのサーチアンドレスキューアソシエインションが行った。
その後の何年間か、ホワイトヘルメットは、3000人近くのボランティアによって、100以上のシリアじゅうのローカルシビルディフェンスセンターにおいて、本格的にフル稼働をした。
ホワイトヘルメットは、いくつもの外国政府からの献金によって活動をしていた、イギリスコモンウェルスオフィス、デンマーク、ドイツ、オランダそして、最も有力だったのは、アメリカのUSAIDからの資金である。
USAIDというのは、悪名高き、アメリカのCIAの資金で、これがアラブの春にも金を出していて、さらに、香港とか台湾の反政府活動にも、関係があるのではないかと、言われている。
なにしろ、USAIDと言ったら、CIAであり、CIAが、外国の政府を倒したいと思ったときに、そこの国の地元での反政府活動をさせるために、ばらまく金のことを言う。
まあ、前から言っているように、トルコが「いろんなことを知っている」から、アメリカの急所を握っているというのは、当たり前という感じがしてきますよね。

もっとショッキングな話

もっとショッキングな話もある。
イギリスのフリージャーナリストの女性で、Vanessa Beeleyという人がいて、その人は、この前のアレッポ退避の最中に、3日間アレッポに滞在して、取材をしたのだという。
そして彼女は、ホワイトヘルメットが、ただの民間救助ボランティアではぜんぜんないということを、確信しているというんですね。
RT: The White Helmets claim to be a “neutral, impartial, humanitarian NGO". Is that really the case?

RT誌「ホワイトヘルメットが、「中立で、公平で、人道的NGOだ」という主張については、本当なのか?

Vanessa Beeley: It’s impossible for that claim to be legitimate. Let’s take it first of all, “neutral”. They claim that they receive no funding from any governments that have a vested interest in the Syrian conflict. And yet they are in fact multimillion funded, conservatively speaking, 100 million dollars from the US, 23 million via USAID; from the UK around now 65 million - it was originally 19.7 million pounds and Boris Johnson announced a further 32 million. France is supplying equipment. Denmark, Germany, Holland and even Japan through the international agency in Japan.

ヴァネッサ・ビーリー「そんな主張は、成立しない。そもそも、こういうことなんだ、「公平」、彼らは、シリア紛争に利害のあるどこの政府からも献金を受け取っていないというけれど。
彼らは実際には、たんまりと資金をもらってる、控え目に言っても、アメリカからは100ミリオンドル、USAIDから23ミリオンドル、イギリスからは65ミリオン、もともとは19.7ミリオンポンドだったんだけど、ボリス・ジョンソンが、さらに32ミリオンを上乗せしたのよ。
フランスは、装備を供給している。
デンマーク、ドイツ、オランダそして日本さえ、日本の国際機関を通して支援している」
…まあ、この話を紹介するのが、気が重かったというのは、これを見てしまったからですね。
この金の出所は…どう考えても、安倍普三が湯水のように使い散らしている日本の税金ですね。
それを払っているのは、私たち。
だから…気が重かったんですよね。
湯水のように使っていることは、知っていても、実際にこうやって「ここに金が出ているよ」と言われると、非常に気が重い。
しかもですよ、もしもこのホワイトヘルメットが、本当に、アルヌスラの別動隊なのであれば、それはたぶんですが、アレッポ退避の際に、捕虜にしたシリア兵100名以上を、無慈悲にも処刑した人たちの仲間だということになり、もしかすると、実際に手を下した人も、いるのかもしれない。
そういう人たちには、お金をあげたくないし、そういうことのために、税金を払っているのではないので、まあ、気が重いんですよね。
というか、私は、安倍普三に税金の使い方を決められたくないので、直ちに辞めてもらいたいと、思っていますから、安倍普三以外の人や党に、投票をし続けていますが、どうしても、私が思ったような結果にはならないんです。
こういう、よくわからない人たちに、日本の税金を使われてもいいと、そう思う人たちが、安倍自民なり、連立の公明に投票することをやめないので、こういうことが続いているわけです。
まあ、非常に不思議なんですよね。税金を払ったら、払いっぱなしで、あとはもう、好きなように使ってくださいとか、どうして、そういうふうに思えるのか。
安倍普三に「税金の使い方を任せる」というのは、誰にとっても、英語で言うなら、the last thing のはずだと、思うんですが。

「ウソが書いてあるから見てはいけない」

そして、今回引用したような記事は、Sputnikにしても、RTにしても、ロシア政府系のサイトなんですね。
こういうものを、アメリカの民主党なり、ドイツのメルケルは、「ロシアのプロパガンダサイトだ、ウソが書いてあるから見てはいけない」と言って、あわよくば、閲覧を不可能にしたいと思っているという、そういう話なんですよね。