韓国のアメリカ大使が、涙の離任会見

さて、英語のニュースではないんですが、最近、ちょっと気になっていたニュース。
リッパート駐韓米国大使、涙の告別会見 (中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
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リッパート駐韓米国大使、涙の告別会見

中央日報日本語版 1/14(土) 14:08配信

「時間さえ与えられれば永遠にいることもできる」。マーク・リッパート駐韓米国大使(44)が13日、ソウル貞洞(チョンドン)大使官邸で行った外交部記者団との告別記者会見で述べた言葉だ。リッパート大使は「韓国にいる間、新鮮で驚くことが多かった」とし、このように語った。

2014年10月に赴任したリッパート大使は、トランプ氏が大統領に就任する20日に米国に戻る。リッパート大使は記者会見中、5、6回ほど涙ぐんで言葉に詰まった。特に、韓国語で「襟だけかすめても縁」と述べた後、「韓国の国民から私たちは深い感動を受けた。皆さんの明るい未来を見るために必ずまた韓国に帰ってくる」と約束する時は涙を浮かべた。

韓米関係に関し、リッパート大使は「我々の同盟はいつよりも強固だ」と語った。米新政権での韓米関係の課題を尋ねられると、「両国関係には常に挑戦があったが、それに対する解決策を見つけ出した。韓米関係は立派だ」と答えた。「韓国と米国は特別な関係だ。そのために駐韓大使に関心があり、他の国の大使になることには関心がなかった」とも語った。

リッパート大使は北朝鮮問題について「オバマ政権は原則のある外交に立脚して対応してきたが、北朝鮮が対話に応じず失望した。北朝鮮が2回の核実験をしたため(対話から)制裁へと政策の方向が変わった」と説明した。その一方で「制裁のポイントは北朝鮮を再び対話テーブルに戻らせるためのものであり、北朝鮮が今は対話を望まないからといって今後もそうだと考えてはいけない」と強調した。
…あらー、涙の。
そら、まず「演技」では、ないでしょうなあ。
本気で、泣くほど韓国に馴染んでいると。
あの「顔刺され事件(2015年3月)」があったのに、それでも、と。
なるほどね。
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この人がTHAADの影の立役者だったのか

私は何か、韓国の「中国接近から、急激に親米に戻った雰囲気」の理由が、ちょっとだけわかったような気がしました。
この人の存在が。
なるほどねー。
「アメリカの大使が、刺されても、超親韓でいてくれる」というふうに思えば、まじめで礼儀正しい韓国の人たちは、それに応えなければいけないというふうに、思いますよね。
リッパートさんが、「本気で親韓だった」ことは、間違いないだろうと、思いますが、それと同時に、オバマに命じられたことも、「ちゃんと」やっていたと、思います。
だから慰安婦合意、だからTHAAD、だから日本との軍事機密共有協定でしょ。
こんなん、どれもこれも「韓国の人のためにはならない」けど、アメリカの都合だから、この人は、それを推進したんでしょ。
だから…「韓国は大好き」には違いないんでしょうが、アメリカのためなら、韓国の人を犠牲にすると、いうことなんですよ。
本当に「韓国の人のことを考えている」ならば、慰安婦合意だの、THAADだの、賛成するわけがありません。
だから結局は、そうなんですよ。西洋人なんか、みんなそう。
リッパートさんだけじゃありません。
そうやって、こっちが信用すると、バカを見る。

欧米では、誰も気にしていない

今回の、リッパートさんの涙の会見についてですが、実は、英語のメディアでは、まったく報道されていません笑。
誰も興味がないんですよ。韓国のアメリカ大使が、超親韓になって、帰りたくないと言って泣いていたとか、そんな話は、ニュースバリューがないから、だからどこも報じない。
韓国とか、日本とか、そういう、「中国以外の東アジア」への「注目度」なんて、そんなものなんです。
誰も気にしない。
だから、英語のニュースが見つからない。

しかしですよ、2015年に、リッパートさんが刺された際には、大きく報道されていました。
これは、どうしてかというと、結局は、「東洋人風情が、白人のアメリカ大使を襲いやがって」という、そういうアレなんですよね。
だから、けっこう報道されていた。

キャロライン・ケネディの場合は、「ケネディだから」というので、それなりの注目度は、あります。
それは「日本大使になったから」じゃなくて、「ケネディだから」です。
彼女は、世界中のどこに派遣されても、同じくらいには注目されたはず。泣いてはいませんが。
リッパートさんは、ケネディ家の人間ではないし、派遣先が韓国なので、地元の人に刺されでもしなければ、泣いたくらいでは、大きく報道されたりはしないんですよね。

西洋人を魅了する韓国文化

リッパートさんが、本気で親韓になったのには、なんとなく、心当たりはありますね。
韓国の人たちは、まじめで、礼儀正しくて、人情に厚い、そして文化が豊かで、西洋には絶対にないような、独特なものですから、韓国に行った西洋人は、いっぺんに魅了されてしまうという人が、けっこういるらしいです。
最初に行ったアジアの国が韓国だと、そのまま「韓国オタク」になって、英語ではKoreaboo(コリアブー)と言うんですが、住みついたり、中には、整形して、すっかり韓国人みたいになった白人男性なんかも、いるんですよね。
韓国に長く滞在している西洋人は、だいたいみんな、大親韓ですね。
日本だと、滞在している西洋人は、けっこう、裏では、地元の人間の悪口を言っていたりしますが、韓国では、そういうことはないみたいなんですね。
本気で「韓国と韓国人が大好き」と。
キムチの作り方を練習している人とか、いるみたい。
そういう西洋人たちは、韓国の人が、日本人にいじめられていると思っているから、こっちに対しては、あんまり好意的ではなかったりするんですよ笑。
別に、韓国の人に頼まれてもいないのに、勝手に「韓国をいじめるな」とか、「日本はひどい」とか、そういうふうになっている。
だから、「韓国の人そのもの」のほうが、話ができるわけです。
大親韓の西洋人というのは、「韓国の人のため」だと思って、そういうふうになるけど、韓国の人は、頼んでいるわけじゃないし、いろいろあっても、もともとは、日本のほうが「仲間」です。
だから、間に西洋人を入れないで、直接、韓国本土の人と話をすれば、ぜんぜんOKなんですね。

そうやって、韓国の人たちには、韓国とはなんの関係もないリッパートさんのような人を、大親韓にしてしまうような「すごい力」が、あるということは、その感じは、なんとなくわかる。
リッパートさんは、韓国で、そこまでよくしてもらったのに、慰安婦合意だの、THAADだの、そういう、「韓国の人のためにならないもの」を、本国から押し付けられて、それを食い止めないで、推進してしまったというところが、残念な感じですが。

実は日本にも(まだ)ある

韓国の人には、そういうふうに、西洋人をすっかり魅了するような、ものすごい文化の力があるんですが、実は、日本にも、ある。
日本に来て、日本マニアになって、居ついた西洋人とか、大親日になった人とか、帰化してしまった人とか、いますね。
だからそれは、「最初に日本に来た」から、そうなったので、そういう人が、たまたま最初に韓国に行っていれば、リッパートさんみたいな大親韓に、なっているわけです。
だから、たまたまなんですよ。どっちに先に行ったかとか、どっちのほうと、「より」関わりがあったか、と。
西洋人は、どっちにも、簡単に魅了されますね。
東アジアの文化の力というのは、そういうものです。ものすごく、強い。
ただし、韓国の人は、ちゃんと、文化を保存できているかもしれませんが、日本では、肝心の文化が、崩壊しつつありますから、いつまでも「この力」を、維持できるかどうかは、怪しいものだと、私は思っていますね。