ドイツ人が「メキシコ人とアメリカ人は団結してトランプと戦え」

ドイツのDW誌というのは、何度か触れましたが、メルケル政権に都合のいいことを言うための場所みたいなんですけれど、今回は、ものすごいなと思ったので笑、ちょっと紹介します。
↑メキシコ人とアメリカ人はトランプに立ち向かえ

これを書いている人というのは、ドイツ人の女の人なんですね。
…自分は、メキシコ人でも、アメリカ人でもない。
ケルンの出身のようです。
けれども、メキシコ人とアメリカ人は、「壁」の件で、団結して「トランプ」と戦えと、言っているんです。
そのために、街頭に出てデモれとまで、言っている笑。
すごいなーと。

「ほかの壁」は、気にならないのか?

まあ、「国境沿いの壁」と言ったら、前にも言いましたが、トルコが、シリアやイラクとの間に建設中ですし、イギリスも、EU離脱投票後には、フランスとの間に作り始めたし、この人は、そういうものには「無関心」なんだろうか笑。
けれど、なぜだか、アメリカとメキシコの間の壁だけは、許せないと。
どうしてなんだ。
「壁がイカン」と言うならば、トルコやイギリスの壁も、非難して、「団結して戦え」とか言うべきではないのか。
…だからまあ、この人は、本当に「国境に壁なんか作ってはいけない」というふうに思っているのではなくて、「トランプが壁を作ることは許されない」と、そういう話ではないのか?
Mexico has teetered on the brink of economic disaster for decades. Even a small step in the wrong direction could be enough to dangerously destabilize the country. But if Trump is capable of drastically rewriting the political future of the United States, why shouldn't Mexico be capable of it, too?

メキシコは、二十年間、経済危機に瀕している。
例え小さな間違いでも、国を不安定にさせる危険性はじゅうぶんにある。
トランプが、アメリカの政治的未来を書き換えることができるなら、メキシコだってできるんじゃないだろうか。

When will the US voters who helped Trump to victory understand that their lives will not improve, that their new president represents only his own interests, and that his egotistical political style will not be successful in the long run? How long will they let him go on issuing presidential decrees? What has happened to the US's strong democratic structures - starting with Congress?

いつになったら、トランプを当選させたアメリカの有権者は、自分たちの生活が良くなることはないということや、新しい大統領が、自分のことしか考えていないとか、彼のエゴイスティックな政治スタイルは、長期的には成功しないということに気がつくのだろう。
彼らは、いつまで、トランプに大統領令等を出させ続けるんだろう。
議会と共に始まったアメリカの力強い民主主義は、どうなってしまったんだろう。

Everyone needs to support the growing resistance. Mexicans, too, must join together and take to the streets in solidarity with their true neighbors: the American people.

みんなが、高まりつつあるレジスタンスを支えなければならない。
メキシコ人もだ、手を取り合って、街頭へ出て、本当の隣人たちと団結するんだ:アメリカ国民と
ここでは、「小さな間違い」というのは、「壁の費用」を払わされることを言っているんです。

民主主義的に選出されたばかりの人を、倒せ?

まー「アンチトランプぶり」が徹底していて、すごいなと思うのは、トランプというのが「民主主義的手段で選出された人である」ということをガン無視して、「街頭に出てデモをやって、その人と戦って倒せ」と、言っていることで、するとなんだ、この人は、「民主主義」は、否定しているということなんだろうか。
よくわからない。
理屈もおかしいなあと思うのは、トランプが、メキシコに壁の費用を払えと言ったことは、内政干渉だから許されないと言っているのに、「自分」は、デモをやってトランプと戦って倒せなどという「内政干渉」をしていると、いうことです笑。
…この人の頭の中では、「理屈」というのは、いったいどうなっているんだろうか。
壁の費用の件は、もともとは、選挙期間中に、トランプがメキシコに行って、大統領に会って、そして帰って来てから「メキシコが費用を払ってくれる」と言ったんですが、それに対して、メキシコの大統領は「そんなことは言ってない」とか、何も反応をしていないんですね。
…「そんなことを言っていたとは知らなかった」とか、そういう話なわけはない。
だから、知っていて黙っていたんですから、前にも言ったように、実際には、金の話は適当にしておいて、あとでゴネて不払いにしたらいいやんけと、思っていたんですよ。
そもそも、どうして「ここに壁を作りたい」という話になったのかというと、それは、メキシコ側から、犯罪関係者が、犯罪目的で、不法にアメリカ側との出入りをするから、なんです。
だったら、メキシコ側で、不法に出国をさせないようにしてくれれば、それでいいという話なんですが、メキシコ側は、それが「できない」んですね。
自力では、取り締まりができないから、壁があるなら、あったほうがいい。
メキシコとしては、ドラッグや人身売買関係の犯罪者を、アメリカ側に出入りさせたくないわけで、そういうことを続ければ、文句を言われたり、損害賠償を要求されたりするから、面倒だ。
だから、自国民の不法入国は、させたくないから、壁があったほうがいいけど、金は払いたくない。
アメリカとは、国力がまったく違うんだから、それくらいは出させたっていいだろ、と。
まあ、国力が弱いほうの国にしてみたら、普通の考え方だと、思いますよねえ。

「お金は払いたくない」と言っているハンサムなメキシコ大統領エンリケ・ペーニャ・ニエト
enrique

アメリカ人「ドイツ人に言われたくない」

とにかく、私は、この記事のタイトルを見て、あまりにもびっくりしたんで、このようにコメントをしてみたんです。
ドイツ人は、どうかしている、彼らは、他国の内政に干渉する権利があると思っている。
なんて傲慢なの、ああ、ドイツ人って、もともとそうだったわね。
もしも私が、「メルケルに立ち向かえ、彼女はリベラルファシズムだ」と言ったら、あなたたちは、どう思う?
「あんたには関係ない」と、言うんじゃないの。
そしたら、なぜか、いいねが2つくらいついていましたが、たまたま見ていたアメリカ人から、レスをもらいました。
Exactly, the sheer arrogance of German journalists to tell Americans to protest Trump. We can decide for ourselves who we should protest. Thank you very much.

その通りよ、ドイツ人のジャーナリストが、アメリカ人に向かって、トランプに立ち向かえなんて言うのは、傲慢そのものよ。
われわれは、何と戦うかは、自分たちで決めるわ。ありがとう。
まあ、この人は、トランプ支持者なのかもしれない。
しかし…やっぱり、ドイツ人って、かなり、おせっかいな人たちだなあと…。