テロリストを治療して、シリアの戦場に戻していたイスラエル

イスラエルは、アルヌスラとの関係がずっと言われているんですが、今回は、独立系サイトに、書かれていますね。
…しかしまあ、こういうニュースこそが、本当はビッグニュースとして、もっと大きく扱われなければならないはずなのに、ひっそりと、独立系に載って、せいぜい数百人程度の英語話者が見るだけとか、こんなことで、いいはずはないんですよね。
「ニュースバリュー」の扱いって、本当におかしいですよね。
Israel Reconfirms Commitment To Treating Wounded Syrian Al-Nusra Fighters
負傷した「シリア反政府軍兵士」を見舞うネタニエフ
netaniyahu
Israel has reconfirmed that it will continue to treat “war-wounded” fighters from Syria. However, most of the wounded it treats are fighters with links to terror groups. This is not the first time that Israel has been caught defending terrorists in the name of humanitarian interests.

イスラエルは、シリアの「戦争で負傷した」戦闘員たちの手当てを続けると再度認めた。
ともかく、彼らが手当てをした戦闘員たちの多くは、テロリストグループとのつながりがある。
イスラエルが、人道支援の名のもとに、テロリストを庇っているということで注目されたのは、これが初めてではない。
…というかさ、手当てをしたあと、「解放」したわけ?
逮捕は、しないの?
なんで?
だって、アルヌスラだったら、どこの国からもテロリスト認定されているはずじゃ?
Israel’s treatment of wounded Syrian “rebels” has received minimal media attention, with a small number of reports describing the initiative as “quiet” and taking place in “secret military hospitals.” According to reports from pro-Israel outlets, wounded fighters are rescued via unmarked “Israeli army vehicles” that enter “Syria to pick up injured rebels.” The hospitals where the wounded are treated are concentrated along the Golan Heights, a part of Syria that has remained under Israeli occupation for several decades.

負傷したシリア「反政府軍」へのイスラエルの手当てには、ほんの一部のメディアの注目しか集まっていないし。
少数の報道によれば、「密かに」そして「秘密の軍事用病院」で、処置がされたという。
親イスラエルメディアの報道によれば、負傷した戦闘員たちは、「負傷した反政府軍を回収するため」にシリアに入国した、イスラエルの国の印のない「イスラエル軍の車両」でもって救助された。
病院は、ゴランハイツ沿いに配置されている、そこはシリアの領土で、イスラエルが数十年間占領している。

Since 2013, al-Qaeda-affiliated terrorist groups have dominated the “eight-square-kilometer separation zone on the Golan” where Israel has been extracting Syrian “rebels” for treatment in field hospitals. If they are not severely injured, they are then returned to Syria, where they resume fighting.

2013年以来、アルカイダ系列のテロリストグループたちは、「ゴラン高原の8キロ四方の区域」を占領している、そこではイスラエルが、回収したシリアの「反政府軍」を、野戦病院で手当てをしている。
負傷が深刻なものではなければ、彼らはシリアに戻り、戦闘を続ける。

Though Israel has stated officially that these fighters are part of the U.S. coalition-supported Free Syrian Army (FSA), it has long been noted that the vast majority of the groups comprising FSA have pledged allegiance to the al-Qaeda-affiliated Al-Nusra Front and those who still fight under the FSA banner meet with Al-Nusra on a daily basis. Despite the clear links between “rebels” near the Golan Heights and known terrorist groups, Israel claims to have treated over 3,000 such fighters over the last four years.

イスラエルは、公式には、これらの戦闘員たちは、アメリカ同盟軍が支援するフリーシリアンアーミーだとしているが、FSAの大多数は、アルカイダ系列のアルヌスラフロントに忠誠を誓っている。彼らは、FSAの旗のもとに戦っているが、日常的にアルヌスラと接触している。
ゴラン高原付近の「反政府軍」とテロリストとのリンクが明らかであるにもかかわらず、イスラエルはここ4年間で、3000人の戦闘員の手当てをしたと言っている。

イスラエルは、アルヌスラの雇用主にしか見えない

まー、そんなことだろうと、思っていましたよね。
アルヌスラって、イスラエルとズブズブ…でしょ。
こういう状況だったら、「給料制」というのは、非常に想像しやすいですよね。
こうやって、「労災だったら、無料で治療してくれる」とかも、そうだけど、ほかの「福利厚生」とかも、何気に、ありそう。
仕事なんですよ、だから。戦争をやるのは、仕事で、彼らは、「就職」したわけ。
だったら、障害者にでもならない限り、戦争をやめるわけがないよね。
終わらないわけですよ、「内戦」が。
イスラエルが、シリアに空爆をしたときとかって、だいたい、アルヌスラが、アサドの政府軍に攻められて、窮地に陥ったときだというんですから、「アルヌスラを助けるために、イスラエルが出動」というパターンは、もう、シリアの人たちは、みんな、わかってるはず。
あと、昨年の、「米軍が大誤爆して、シリア政府軍の兵士を大虐殺した件」(過去記事:対ISIS連合軍がシリア軍を「誤爆」、シリアは「ISISの味方をしている」と非難)なんかも、アルヌスラが窮地に陥っていたときでしたね。
だから…西側は、みんなでアルヌスラを支えて、闘わせているんでしょ。アサド軍と。
ですから、「どうしていつまでも内戦が終わらないのか」って、答えは簡単で、そら、「内戦」ではないから、ですよ。
「代理戦争」なんです。
本当に「内戦」なんだったら、とっくに資金や物資が尽きて、終わってますよ。アホらしい。

シリア地元民「どうしてテロリストを支援するんだ」

タルシ・ガバードがシリアに行ったときに、シリアの一般人の人たちは、アメリカ人は、どうしてテロリストを支援するんだと言って、迷惑がっていたと言いますが、それがすべてを物語っているというか(過去記事:タルシ・ガバードがシリア訪問)。