ロシアのヘリが撃墜されて全員死亡

シリア情勢:ロシアのヘリが撃墜されて全員死亡(Global Times誌より)

日本では、ほとんど気にもされていませんが、実はこれは、重大なニュースだと思うんですね。 今週の月曜日だそうですが、ロシア軍のヘリコプターが、地上からの砲撃を受けて墜落、乗員5名は全員死亡だそうです。
このヘリは、シリアのアレッポへ、人道支援物資を届けた帰りだったそうです。
地上への影響を最小限にするために、自分たちが脱出しないで、人気のないところまでなんとか操縦していって、そこで墜落したというので、それが本当だったら、気の毒な話だと思います。
人がいっぱいいるところへ墜落したら、自分たち以外にも犠牲者が出てしまう、だから淋しいところまで行って、墜落する。
これは、日本だったら、御巣鷹山の墜落事故を思い出しますね。

BBCより
機体がこうなっていては、乗っていた人が助かるわけはないよね…
ロシアのヘリが墜落1
本当だ、淋しいところ↓まで行って墜落したんだ
ロシアのヘリが墜落2
落ちたのはここ↓ロシアのヘリが墜落いた地点

ヘリコプターというのは、撃墜してもあまり「意味」はない

地上から軍用ヘリを狙うというのは、これは、かなり「悪意がある」んですね。
「防衛」という意味は、薄いわけです。
というのは、今回のロシアのヘリもそうでしたが、ヘリというのは、普通は、空爆をするために来るわけではないので、自分たちの頭の上に爆弾を落とされるから、殺される前に撃ち落としてやるという、「正当防衛」というふうには、あんまり言えないんですね。
もちろん、戦闘行為に参加している軍隊の一部ですから、狙われるのが当然なんですが、ヘリを落としても、実際には、「下にいる人たちのためにはあんまりならない」わけです。
さらに、ヘリというのは、戦闘機よりも安いですから、相手に打撃を与えたいならば、戦闘機を壊してやったほうがいいには決まっています。
だから、ヘリコプターを狙うというのは、狙う側の「悪意が高い」わけなんですね。
ヘリコプターを狙って落とすなんていうのは、下にいる人たちが、かなり怒っているとき。
例えば、ソマリアのモガディシュのブラックホークヘリの撃墜なんかが、そうですね。
あれは、「正当防衛」という意味合いではないですね。
「怒り」「威嚇」「反撃」という意味合い。

まあ、そういうことじゃないんですか

さて、そんなふうに、「飛行速度が遅いロシアのヘリ」が、地上からの砲撃で撃墜された、これは、どうしても、先日記事に書いた「ロシアが米英の秘密基地(シリア)を空爆」と、兼ね合わせて考えるしかないと思うんですね。
そもそも、今回のヘリの件は、「誰がやったか」ということは、不明笑。
まあ、そういうことなんだろうと思いますよ。普通に考えたら。
米英の秘密基地爆撃で、何人の死傷者が出たのかは知りませんが、だいたい同じくらいを殺したということなんでしょうね。
相手がロシアだからでしょう。
相手が、「有色人種の国」で、「キリスト教ではない国」だったら、もっと、何倍も殺していいと思うはずですから。
ロシアは、「ロシア正教」というのがあって、いちおうはキリスト教ですので。
そういう「米露冷戦」の都合で、犠牲になってしまった5人ものロシア兵を思うと、何か、やりきれないですねえ。
人道支援物資を運んでいただけなのに、気の毒に。
だいたいが、「誤爆だったんだから、怒ってないよ」とか、言っておきながら。
「やっていること」は、違うじゃないかと。
アメリカというのは、本当に、「無法者」なんですよね。
あそこは、とにかく、ヤクザな国ですよ。
まあ、この件を受けて、プーチンがどう出るか、しばらくは、注目をしていたほうがいいような気はしますね。

シリア情勢:イスラエルを含む30人の情報将校がロシアの砲撃で殺害される

はい、大変なことが起きていますが、今のところ、欧米メディアは、黙殺中なんで、日本語のメディアでも、報道されない可能性が高い...