救出されたシリア人少年の写真が波紋を呼んでいる

一枚の写真が世界を恐怖に陥れた(人民日報英語版より)
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この子は、5歳のシリア人の男の子で、シリアのアレッポから救出されたんですが、空襲で被害を受け、両親も行方不明。
名前はOmran Daqneeshというそうです。
ファーストネームは、たぶん「オムラン」に近い発音でしょう。

おでこなど、顔面にひそいケガをしているオムランくん
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救出をしたのは、「ホワイトヘルメット」という名前で知られている、シリアの民間人防衛グループだそうです。
空襲が、どこの勢力によるものだったのか、それが書かれていないんですが、シリアは今は、いろんなところが空襲をしていますので、何とも言えませんね。

画像はBBCより

こんなこと↓になっているアレッポ
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シリアのアレッポと言えば、この前、撃墜されたロシアのヘリが、救援物資を運んでいたところですね。
まあ、「行き」ではなくて、「帰り」だというのが、「わかりやすいなあ」というか。
まあ、普通に考えれば、「行きじゃないほうがいい」というふうに思うような、そういう勢力が、やったということですよね。

中東を無茶苦茶にしたのは、誰なのか

この子は、どうして、5歳でこんな目に遭わなければならないのか。
アメリカのTVキャスターが、この写真を見てショックを受けて涙ぐんだというんですが、それなら、自分の国が外国に干渉をすることを、やめさせなさいと。
私は、思うんですね。
この子みたいな子が、かわいそうだと思うなら、その「原因」である、自分の国の軍国主義を、やめさせなさいと。
そもそもの原因は、アメリカの干渉主義、軍国主義、外国で人殺しをすることを、なんとも思っていないという、そういう非人道的な「帝国主義」にあるんですよ。
そして、アメリカの国民は、主権者ですから、この子に与えた「不幸」に対して、責任があります。
だから、アメリカ人が、この写真を見て涙ぐんでいるにもかかわらず、まだ、軍国主義の政治家に投票するだとか、「戦争で金を稼いで成り立っている」という「国のありかた」を、悪いとは思わないとか、変えようとは思わないで、自分の国の軍隊を礼賛するという、そのことに対して、ぞっとするんですよね。

アメリカのせいでひどい目に遭った子供は、この子だけじゃない

そもそも、「この子のようになった」のは、シリアの子だけではありません。
アメリカは、あらゆる国で、こういう「子」を生み出してきたし、日本でもそう、ベトナムでもアフガンでもパキスタンでもイラクでもそう、それなのに、シリアの子だけを「気の毒がる」というのは、非常におかしな話なんですね。
そもそも、あなたたちが不幸にしたのは、この子だけじゃない。
この子はなんとか生き残ったけれど、そこまで運がよくなかった子は、もう、死んでしまっているんですよ。
さらに、イスラエルが殺しているパレスチナ人の子供、これだって、アメリカは、やめさせようと思えば、できるのに、「支持している」んですから、シリア人の子供だけを「気の毒がって涙ぐむ」ようなアメリカ人というのは、非常に、なんというか、アホらしいという感じしか、してこないんですよね。
「アナタたち、今さら、何を言っているの?」的な。
だから私は、アメリカ人に対しては、you brain dead sorry Americans と呼んで、バカにするんですが、ただ「謗りたいから謗っている」としか思わないみたいで、自分たちに原因があるから、そういうふうに言われているというふうには、露ほども思っていないみたいです。