激しい反対運動で、THAADの配置先を変更…

韓国がTHAADの配備位置を変更(Global Times誌より)

朴槿恵大統領
はい、これまでも書いているんですが、韓国では、朴槿恵さんが、なぜだか急に気が変わって、国民への説明も合意もないまま、勝手にTHAADみたいな高価な買い物をしてしまったということで、国民からの、激しい抵抗が続いているようです。
THAADというのは、値段が高いだけではなくて、ウルトラ強力な電磁波を発するということで、環境や人体への影響が心配されているんですね。
値段が高いということと、電磁波が危険だということと、配置をすることで、隣国、主に北朝鮮、中国そしてロシアからも敵対行為とみなされてしまったこと、だから、THAADを買ったということは、ただ買ったから置いとけばいいということではなくて、そういう、いろいろなことがあるわけなんですが、朴槿恵さんは、安倍政権との慰安婦合意もそうでしたが、あのころから、国民への相談なく、「独断」で、いろいろ決めてしまって、「事後報告でいいや」という感じで、やるようになったようです。
どうしてなのかは、知りませんが。
まさかと思いますが、安倍普三の真似をしたんでしょうかねえ。
「アイツがアレでOKなら、こっちもやったっていいだろう」とか。
アイツはアレでOKなわけじゃないんですが、アレでもクビになっていないとか、生卵が飛ばないとか、暴動も起きていなくて、暗殺もされていないというのは、いろいろ、事情があるんです。

どこにも置けない?

そんなわけで、当初、THAADの配置先として予定されていた星州郡では、自治体の長自らが旗を振っての大反対運動、生卵が飛び交うという状態に突入、そして、ついに朴槿恵さんは、星州郡はどうしても無理筋だというふうに思ったらしく、今度は、その隣の金泉市というところのゴルフ場に変えることにしたらしいんです。
位置関係↓
koreamap
ところが。
そっちでも、激しい反対運動が。
They formed a Gimcheon committee for THAAD opposition, claiming that the site change would represent the negligence of Gimcheon citizens as the alteration came from strong oppositions by Seongju residents.

地元民は、星州市民の強い反対のあとの金泉市への変更は、金泉市民の遺棄を意味するとして、THAAD反対金泉委員会を結成した。

The committee has said that unless the THAAD battery causes any damage to people and environment as the defense ministry insists, there would be no reason for change in the deployment site.

委員会は、もしも防衛省が言い張るように、THAADバッテリーが人体や環境に無害なのであれば、配置先の変更は必要がないはずだと主張している。
…まさにその通り。
「無害」ならば、どこに置いてもいいはず。
星州郡では有害だけど、金泉市では無害だなんてことが、あるわけがない。
環境に有害なものは、人体にも有害ですし、人体に有害なものは、どこに置いても有害なんです。
よその自治体で断ったようなシロモノを、別のところに持ってこようとか、それは虫のいい話です。
韓国のみなさんは、本当に、強いし、賢いなあと思いますね。
日本も、近いうちに、韓国の倍くらいの値段で、THAADを売りつけられるでしょうが、果たして、ここまで徹底して、「どこにも置かせない」というふうに、抵抗をしきれるかどうか、私は非常に疑問です。
朴槿恵さんは、昨年の暮れか、今年の始めあたりから、やることがおかしくなってきたように思いますが、こうなると、「買ったはいいけど、置けない」という、無用の長物となりそうな、超高価な買い物を、いったい、どうするつもりなんでしょうか。
まあ、私は、個人的には、彼女は、THAADを「返品」し、責任を取って、辞任するべきだろうと、思いますね。
彼女は、今年になってからは、どうやら、「自分の国民に仕えている」ようには、あんまり見えませんから。

韓国のTHAAD配備反対デモが、ホワイトハウス前で展開

はい、韓国のTHAAD配備については、これまでも何度か記事にしてきたんですが、韓国の件は、アメリカ国内にも、こんなに反対してくれる人がいて...