イスラエルのコーヒーチェーンが低価格でロシアに進出

イスラエルのコーヒーチェーンが低価格でロシアに進出(Sputnik誌より)

cofix
ロシアがイスラエルのコーヒーチェーン「Cofix」を受け入れていると。
日本には…あるのかな。
ないような気がする。
とにかく、内容は、スターバックスとほとんど変わらないようなんですが、値段がものすごく安いからというので、モスクワっ子の間では、話題になっているそうです。

私はこれでスタバをやめました

とにかく、スターバックスと言えば、日本では、「高い」という印象ですよね。
私なんかも、以前は、毎日買っていたこともあったけれど、とっくにやめました。
ぼったくられている気がして、アホらしくなった。
自分でエスプレッソマシーンを入手して、それで淹れるようになってみたら、「スタバに通った場合には、いったい何倍の金を払っていることになるのだろう」と思うと、もう二度と払う気がしなくなった。
まあ、あれは、今思えば、映画の影響なんかが大きかったんですよね。
アメリカの映画とかドラマとかを見ていると、必ずそういうのが出て来る。
「ユー・ガット・メール」なんかが、その走りだったのかもしれませんが、私も、そういうものに、かなり洗脳をされていたところはある。
アホだったな。

イスラエル版スタバ「Cofix」のお値段は

ともかく、スタバは高い。
そして、イスラエル版のスタバだという「Cofix」は、ロシアではいくらで売っているのかは知りませんが、イスラエルでは、$1.32 (82.25 rubles)だというんですね。
…どっちもピンと来んわ。
えへん、ともかく、ルーブル(ロシア」で計算すると、だいたい1杯が134円くらいのはずなのだが?
そうすると、やっぱり、日本でスタバのSサイズを買う場合よりも、かなり安いな。
日本のスタバだと、余計なものなしで、だいたい300円ですよね。
しかし、それはイスラエル国内の価格なんで、ロシアでは、それよりも(1杯が134円)さらに安く売っているということ?
だから、いったいいくらなんだ笑。

基本は50ルーブル?

Cofix創業者のアヴィ・カッツという人は、こう言っているそうです。
“The prices range from 180 rubles ($2.89) to 250 ($4) and 300 rubles ($4.81), while their actual cost is maybe 25 rubles. It’s a big, big difference,” he said, adding that this was probably why up to 60 percent of people in Moscow simply can’t afford eating out.

「価格帯は、180ルーブルから250ルーブルそして300ルーブルだが、実際のコストはだいたい25ルーブルだ。これは、大きな違いだ」 「これだったら、6割程度のモスクワ市民は、持ち帰りをする気にならない」

“What is a coffee shop? It sells coffee, cakes, juice, bread and everywhere else, be it London, Berlin or Jerusalem, the actual cost of these things to the owners is generally the same. If you take, Britain, Israel and Moscow, there is a big difference here from London or Jerusalem. In Moscow I have opened a coffee shop where you pay 50 rubles for a cup of coffee, a cappuccino, fresh juice, a sandwich, a cake, everything. It’s a big, big difference!”

「コーヒーショップって、なんだろう?コーヒーや、ケーキや、ジュースやパンを売るところさ、そして、ほかの場所では、どこでもそうだが、例えばロンドン、ベルリン、エルサレム、実際の商品のコストは、オーナーにとっては、みんな同じさ。
イギリスとイスラエルとモスクワ(訳者註:の価格)を比べた場合には、ロンドンとイスラエルの間には、ものすごい違いがある。
モスクワでは、私は、コーヒー、カプチーノ、ジュース、サンドイッチ、ケーキ、すべて50ルーブルの店を開いた。
これは、ものすごく、大きな違いだろ!」
やっと出て来た、そうですか、50ルーブルね。
…すると、81円なのか?
日本で300円払ってスタバで手に入れるものが、モスクワでは、81円で?
……。
それは…。
なんか、アレだな。空しい感じが。
本当に、計算合ってるのかな、これで。
まあ、日本の場合には、モスクワまで行くのに金がかかってしまうので、「だったら、スタバなんか、バカバカしくて買ってられないから、Cofixに行けばいいじゃん」というわけには、行かないわけなんですが。
さらにカッツは、ロシアの食糧マーケットの魅力について、こう語る。
“In Russia if you have money you can come in and change the market. This month I have opened three coffee shops in the best locations in Moscow,” Avi said, adding that he was hoping to have 100 locations working in Russia by mid-2018 and 1,000 within the next five years.

「ロシアでは、お金があれば、市場を操作できる。
今月私は、モスクワに、新しいコーヒーショップを3つ開いた」とアヴィは言い、2018年中盤には100店舗を持つ予定で、5年後までには1000店を展開したいと付け加えた。
すごい本気度だなあ。
この値段で、そんなに多店舗を展開されたら、スタバは、問題になりませんね。
英語版のウィキペディアを見ると、ロシアには、スターバックス87店舗があるらしいんですが。
ともかく、モスクワで、Cofix社が、特別に低価格で提供できるというのは、なにか、市場への関与らへんに、秘訣があるんでしょう。
しかしまあ、ユダヤ人の商魂は、燃えているなあ。
商売なら、アメリカでも、関係ない、競争して、追い出してやると。

ロシアがCofix社の展開を許したのは、絶妙の戦略

ともかく、気になるのは、ロシアがイスラエルの企業を受け入れたということですよね。
しかもその会社は、アメリカの看板であるスターバックスのライバル会社であって、もしかして、スタバを潰すかもしれない笑。
そういう会社を、わざわざ受け入れるというところに、プーチンの「戦略」を感じますねえ。
そして、イスラエルの有名企業をロシアに呼び込んでおくということは、これは、「保険」になるわけですね。
アメリカとのいざこざにおける、なによりの「保険」である。

微笑するプーチン。意味ありげ。
微笑するプーチン
こういうことがもっと増えると、それこそ、イスラエルは、「軍事作戦でロシア国内を滅茶苦茶にしたい」とは、思わなくなりますね。
同盟国のアメリカにも、「そういうことをしてもらいたくない」と思うはずです。
ユダヤ人が、そこに自分の店を開いて、じゃんじゃん商売をやっている以上は。
あとは、イスラエル企業というのは、欧州からは、不買運動をされていて、大変なんです。
それは、イスラエル政府が、パレスチナ人の市民を殺しているからで、それをやめるまでは、不買をされる。
そういう中で、ロシアが「来てもいい」と言ってくれれば、それは、行きますよね。
ロシアにとっては「保険」で、イスラエルにとっては「不買を気にせず商売ができる、限られた場所のうちのひとつ」ということで。
ロシアのほうも、ウクライナの件があってから、「西側諸国」からは、経済制裁をされているわけですね。
イスラエルは、別枠なのか。よくわからない。